令和2年5月28日、大阪市会定例会が開催された。この会議では新たに議長と副議長の選挙が行われ、ホンダリエ氏と八尾進氏がそれぞれ当選した。
ホンダリエ議長は就任の挨拶で、市民の生活の向上や新型コロナウイルス対策への全力を尽くす姿勢を強調した。特に、経済再生については、「活発な議論の場を持つことが必要である」と述べ、オンライン委員会の推進にも意欲を示した。
続いて行われた副議長の選挙では、八尾進氏が満場一致で選出された。八尾氏は新型コロナウイルス対策や市民サービスの拡充などの重要性を訴え、「議会のチェック機能を果たす責任がある」とした。新たに選任された副議長としての務めに全力を尽くす意向を示した。
議長、副議長の選挙後、常任委員会の委員及び委員長の人選が行われ、各委員会の活動が活発化する見通しが示された。選任結果については事務局長が詳細を報告し、確定した。
また、市会運営委員会委員長には飯田哲史氏が選出され、特別委員会の人選も行われた。特に2025大阪・関西万博推進特別委員会については、今後の万博準備に向けた影響が期待されている。さらに、大阪広域環境施設組合議会議員や関西広域連合議会議員の選挙も滞りなく実施され、重要なポジションへの人選が進んだ。
議長のホンダリエ氏は、今後の課題として、地域住民の声を反映した市政運営を指摘し、また市民の安全・安心のために議会として責任を果たすことが求められるとした。市会では持続可能な社会実現に向けた取り組みが一層進むことが期待される。
最後に、監査委員の選任については、現職の議員の退職に伴う後任として大内啓治氏、西川ひろじ氏が選ばれ、両名はその適任性についても高く評価されている。