令和4年のうるま市議会定例会において、重要な議案が審議された。
中でも、物品の取得に関する議案の撤回と訂正が大きな注目を集めた。市長の中村正人氏は、与勝調理場の食器器具や厨房備品に関する誤情報を発表したことを謝罪し、撤回を求めた。指導部長の宇江城聖子氏は、議案の撤回に伴い、正確な情報による再上程を約束した。
また、令和3年度の一般会計補正予算が承認され、福祉部長の幸地美和氏は、住民税非課税世帯に臨時特別給付金を支給するための予算2億5255万1千円について説明を行った。この支援は、主にコールセンターや事務処理センターを通じて実施されることになる。税金による支援が多くの家庭に届くよう努めている。
さらに、環境衛生費に関する説明もあった。水道部長の儀保一盛氏は、災害時に給水するための資機材整備事業について説明した。具体的には、災害による断水時に応急的に給水する際に必要な袋などを調達する予定であり、その重要性が強調された。
再度、令和4年度の予算も議題に上がり、総額326億263万5千円に達することが発表された。行政経営方針に基づく予算編成のため、前年対比で4.2%増となっている。特に民生費の割合が増え、地域の福祉サービスが充実する見込みである。