令和4年2月第157回うるま市議会において、市議会議員による一般質問が行われた。
最初の質問はあやはし館の指定管理に関するもので、議員はこれまでの経過や現在の係争中の状況を懸念している。特に、電気料や水道料の契約が市と前指定管理者の間で未解決であることが、円滑な運営に支障を来していると指摘された。経済部長は、和解に向けた協議が進行中であり、最終的には観光振興を目的とした管理が実施されるべきだと答えた。
次に、新型コロナウイルス感染防止対策事業についての質問が提起された。新型コロナウイルスの影響で事業者が困難な状況に直面している中、市の支援策について議論が行われ、予算の執行状況や支援内容の詳細が確認された。実施済みの支援事業についても効果が問われ、必要な事業は続けていくべきとの意見が述べられた。
また、道路・公園整備に関する質疑も行われた。特に与那城地域から具志川地域への交通アクセスの向上に向けて、構想路線の早期整備が望まれるとの意見が起こり、議会の姿勢として市民の要望に応えていくことの重要性が強調された。
市長は、いずれの議論に対しても前向きに対応し、市民が安心して生活できる環境の整備や、観光振興に向けた施策を推進する考えを示した。このような質疑を通じて、市の方針や地域の発展に向けた取り組みが協議され、中長期的な視点が求められていると感じられた。