令和3年12月のうるま市議会では、男女共同参画行動計画に焦点を当てた議論が展開された。金城加奈栄議員は、教育現場でのジェンダー平等とトランスジェンダーの権利保護について詳細に質問し、当市がどのように取り組んでいるかを質した。市民部長の新里禎規氏は、「市は、人権意識の啓発に取り組んでおり、正しい情報の発信や啓発講座を実施している」と述べた。
また、今議会では、子どもの貧困や虐待防止のためのデータベース構築の必要性が取り上げられた。こども部長の金城妙子氏は、「国が進める調査・研究を受け、貧困状態の子供への早期支援をつなげていくためのデータベース構築が進められている」と説明した。ただし、個人情報の保護については慎重な対応が必要であるとの認識を示した。
沖縄北インターチェンジの改良整備に関する議論も行われ、都市建設部参事の浜田宗賢氏は、渋滞解消対策としての工事が発注したことを報告し、具体的な計画についてでも明言した。金城加奈栄議員は、改良整備の進捗状況を確認し、地域住民からの期待を踏まえた渋滞解消を求める意向を示した。
このように、本議会では、市の政策や計画に関する活発な議論が行われ、市民生活に直結する重要なテーマが取り上げられた。今後もさまざまな問題に対して積極的な対応を求められる。