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うるま市議会、2023年度補正予算案を可決

令和4年うるま市議会が一般会計補正予算案や職員定数条例改正などを可決。市民の声を反映した議論が行われた。
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令和4年12月13日、うるま市議会は第165回定例会を開催した。議案の審議の中で、令和4年度うるま市一般会計補正予算に関する議案第86号が大きく取り上げられた。総務委員会の伊波良明委員長が、消防関連費の増額補正理由について説明を行い、特殊勤務手当の支出が新型コロナウイルスの影響で増加したことや、燃料費の高騰などが背景にあると述べた。

また、議案第106号、うるま市職員定数条例の一部改正についても協議された。こちらでは追加採用が見込まれており、特に消防に必要な人員確保が求められている。それに対し、市は定数130名が必要だと考えており、今後も募集を進める方針であると強調した。

一方、全ての議案が審議され、一般質問も行われ、各議員が市民の声を届ける場となった。例えば、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用した道路及び排水路整備の重要性についての提起があった。市民からも生活環境改善に向けた取り組みや、特に農道整備への要望が寄せられている。

防災関連では、津堅島と平安座島に関する防犯対策や医療支援の重要性が強調された。また、医療的ケア児の受け入れを進めるため、看護師の確保と保育現場での調整が必要で、今後の取り組みについても言及された。さらに、アスベスト被害に関する新たな支援策が必要であるとの意見もあり、市民の健康と安全が議論の中心にあった。

市が直面している少子化や高齢化、さらに人口流出に対する具体的な対策も求められており、県内他市との協力体制の強化が重要であるとの提案がなされている。総じて、今定例会における議論は市民生活に密接に関わる様々な課題が取り持たれた重要なものであった。

議会開催日
議会名令和4年12月第165回うるま市議会
議事録
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