令和5年3月8日、宮古島市議会は定例会を開催し、様々な補正予算案が一括で審議された。
出席した議員は24名で、全員が出席した中、議題に上がったのは令和4年度の各種補正予算案であった。 審議の結果、全ての議案が可決し、特に新たな取り組みとしての再生可能エネルギー関連の予算案に関心が集まった。
議長の上地廣敏氏は、会議の冒頭に「今日の会議が円滑に進行することを願っている」と述べた。続いて、事務局長の下地貴之氏が議案24号に関して訂正の報告を行い、議案の処理方法が正誤表によることが決まった旨を伝えた。
議案第1号の令和4年度宮古島市一般会計補正予算については、総務財政委員会委員長の下地茜氏が「原案可決」との報告を行った。続けて、文教社会委員会の上里樹氏も国民健康保険事業特別会計補正予算の可決を報告し、各委員長からの報告の後、質疑が行われることなく進行した。
討論が行われることなく、議案が可決されていく様子は、議員たちの共通認識があったことを示しているようだ。経済工務委員会委員長の西里芳明氏は港湾事業及び水道事業の予算案についても原案を可決したと伝え、これに続き最後の水道事業会計補正予算も異議なしで可決された。
今後、可決された補正予算は市政推進に資する重要な要素として位置づけられ、地域の福祉向上や経済振興に寄与することが期待されている。議長の「散会します」という宣言で、会議は短時間で終了し、今後の議会運営への期待が高まる結果となった。