令和4年第1回豊後大野市議会臨時会が5月13日に開催された。
会議では、豊後大野市税条例等の一部改正を含む多項目が審議された。
市長の川野文敏氏は、地方税法等の改正に伴い、専決処分の承認を求めた。
この処分には、税条例の改正が含まれており、議員全員の賛成を得て承認された。
特に、税特別措置条例の改正については、地域再生に向けた施策が進められ、市長が経済対策の重要性を強調した。
また、国民健康保険税条例についても同様に承認された。
川野市長は、施行に際し時間的余裕がなかったことを説明し、迅速な対応の必要性を訴えた。
続いて、職員給与に関する条例の改正についても審議された。
第33号議案では、令和3年の人事院勧告を受けて職員の期末手当の支給割合を見直した。
市長は、他の自治体の状況を踏まえ、議会での承認を求めた。
同様に、第34号議案では特別職の職員の給与改定についても報告があり、川野市長は議員報酬の改定の必要性も伝えた。
この3つの議案も全員一致で承認された。
さらに、第37号議案と第38号議案ではそれぞれの評価員と教育委員の選任が提案された。
新たに任命された三浦絵里奈氏の経歴が報告され、その適任性が強調された。
議会は、全議案の審議を経て、圧倒的な賛成によって全ての議案が可決された。
市民の生活に直結する重要な条例が無事に承認されたことは、今後の市政運営において重要な意味を持つ。