令和4年6月8日、天理市議会の定例会が開催された。
重要な議題であった議会議長の辞職が正式に許可され、議長の選挙が行われることとなった。大橋基之議員が辞職願を提出し、議会はこれを許可した。辞職を受けた大橋議員は、「議会の中でその議長選というのは公正に執り行われるべきだ」と強調した。議長職を辞する理由には、これ以上、市民や議会に迷惑をかけられないとの判断があった。
引き続き、議会は副議長である鳥山淳一議員の主導のもと、新たな議長を選出するための投票を行った。投票の結果、大橋基之議員が議長に再選された。新議長の大橋議員は、「市民のための議会運営をしっかりと行う」と意気込みを見せた。
また、日程には天理市印鑑条例の一部改正など、幅広い議案が含まれていた。印鑑条例改正に関しては、これまでの運用実績を踏まえる必要性が示され、今後の手続きについても議論される見込みである。
さらに、令和4年度天理市一般会計補正予算に関する議案なども上程され、質疑応答が完了後、所管委員会に付託された。議案は今後も引き続き審議が行われ、次回の会議で再評価される予定である。