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田原本町議会、各種補正予算を賛成多数で可決

田原本町議会が令和5年12月定例会を開催し、各種補正予算を可決。町長が退任意向を表明。
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令和5年12月14日に田原本町議会が開催され、様々な議案について審議が行われた。

この日は、13名の議員が出席し、令和5年度の補正予算に関する議案が中心に取り上げられた。議長の植田昌孝氏は、議事日程に従って、報告及び質疑を行い、各議案の承認を得るための討論を開始した。

まず、総務文教委員会委員長の梅谷裕規氏が、令和5年度田原本町一般会計補正予算について報告した。この報告によると、補正予算額は1億1,568万3,000円の増額で、予算総額は146億5,463万3,000円に達する。この予算には、森林環境税の徴収システム改修や、教育費の増額などが盛り込まれ、市民のニーズに応える形での予算編成がなされている。

続いて、厚生建設委員会委員長の杉岡雅司氏からは、令和5年度田原本町介護保険特別会計補正予算に関する報告が行われた。この補正予算は40万円の増額で、介護保険料に関わる賦課誤りの還付金に対応するものであると述べられた。審査の結果、全員が賛成で原案が承認された。

また、田原本町国民健康保険特別会計補正予算の議案についても報告があり、補正予算額は97万8,000円の増額であることが示された。これは、国民健康保険税の収納対策に係る補助金を措置するためのものであり、全員の賛成により可決された。

さらに、教育部長の森淳一氏は、今後の地方税法施行令の改正に伴う国民健康保険納付の減額についても触れ、適切な対応が求められると発言した。

この日の議会では、その他にも生活者支援策や教育、保育に関する議案が多数提案され、各議案が議論を重ね、次々と可決されていった。特に補正予算に縁関する議案の審議が重要視され、町の財政健全化に向けた取り組みが不可欠であると確認された。

最後に、森章浩町長は閉会挨拶において、自身の進退について言及し、任期をもって退任する意向を示した。これまでの議員や職員の支援に感謝を述べ、市民に対する町政運営の重要性を強調した。

議会開催日
議会名令和5年第4回田原本町議会定例会
議事録
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