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田原本町議会が物価高騰対策と医療・介護・障害福祉分野の意見書を可決

田原本町議会は年間11日間の定例会を開催。物価高騰対策を議論し、医療・介護・障害福祉分野における意見書が可決された。
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令和5年田原本町議会第4回定例会が開催された。

本定例会では、町長の森章浩氏が招集挨拶を行い、現在の世界情勢や物価高騰を踏まえた施策について語った。

森町長は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけ変更があり、日常生活が平常に戻いつつあると述べたが、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の不安定さについても言及した。このような国際的な状況が物価高に影響を与えていることを指摘し、本町でも補正予算を通じて、住民への物価高騰対策を行う準備を進めていると発表した。

また、議会では、町長の専決事項的指定が報告されたが、事故の事例に関して議会の審問が行われた。吉田容工議員が質問し、事故の原因についての説明を求める場面があった。吉田議員は、事故の詳細な原因究明と職員への指導を強く求めたが、住民環境部長の松井和樹氏は、注意が不足であった旨の説明にとどまった。

さらには、医療・介護・障害福祉分野についても議論が行われた。古立憲昭議員が提出した意見書では、物価高の影響を受けている現状を踏まえ、介護職員の処遇改善を求める内容が発表された。吉田議員は、介護職員の賃金水準確保の重要性を強調し、議会全体がそれを支持した結果、意見書は全賛成で可決された。

最後に、議案の一括上程が行われ、報告が行われた。町長は、介護保険特別会計に関する補正予算や各種委員の選任など、現在進行中の様々な施策について説明し、慎重な審議を求めた。議会は、今後も地域の発展を目指した議論と決定を進めていく方針である。

議会開催日
議会名令和5年12月田原本町議会第4回定例会
議事録
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