田原本町議会は令和3年10月1日、初の臨時会を開会した。新たに当選した議員たちが集まり、議長と副議長、副委員長の選挙も行われた。任務の重要性を再認識し、町政の発展に寄与する決意が語られた。
臨時会では、14名の議員が出席し、議事が進行した。議会事務局長の森本栄次氏は、臨時議長の職務を竹邑利文議員が担うことを告げた。町長の森章浩氏は選挙後の挨拶の中で、「議員各位には大きな期待が寄せられている。町の発展のため、共に取り組むことを願う」と強調した。
続いて行われた議長選挙では、投票の結果、植田昌孝議員が新議長に就任した。植田議長は、「町議会の活性化に努め、審議において柔軟に対応する。」と述べた。
また、副議長の選挙では、梶木裕文議員が適任として選ばれ、町政発展に尽力することが誓われた。次に、議会常任委員会の委員及び運営委員の選任も行われ、委員長は藤井誠人議員、厚生建設委員会の委員長は古立憲昭議員、運営委員会の委員長には村上清司議員が選出された。
さらに、監査委員選任の議題も進行し、古立憲昭議員に対して議会の同意が付与された。このように、臨時会はさまざまな重要議題が扱われ、住民の期待に応えるために多様な役職の選出が行われた。
町長の森章浩氏からは、コロナ禍での今後の施策について言及もあり、10月9日には集団接種が終了し、次のステップとして3回目のブースター接種に向けた準備が進められると明かされた。今後も円滑な行政運営が求められ、全議員が協力し合う必要性が強調された。
最後に、町長と議長がそれぞれの挨拶を締めくくり、議会は閉会した。議員たちは田原本町の未来に向けて、団結して臨むことを誓った。