令和元年第1回定例会が開催された。
議事日程に基づき、全22件の議案を一括で審議した。
この中には、一般会計や特別会計の繰越計算書や、税条例の改正に関する議案が含まれている。特に、坂本弘樹議員が取り上げたのは、自動車税や軽自動車税に関連する改正であった。
坂本議員は、軽自動車に関する税の改正について質問した。
これには、消費税増税に伴って自動車取得税がお廃止となり、環境性能割が新たに創設されることが含まれる。坂本議員は、この制度変更が雲仙市に及ぼす影響について詳しく尋ねた。
市民生活部長の本多正剛氏は、消費税の引き上げに伴う税制改正について説明した。具体的には、軽自動車に関する環境性能割が新たに設けられることが強調された。
この新制度では、軽自動車税は環境性能に応じて異なる税率が適用されることになる。また、軽自動車税の種別割という新たな措置についても言及された。
坂本議員は税率の詳細や課税に関する仕組みについても質問し、特に軽自動車税の納付がどのように行われるのかもお尋ねいたした。ある程度の名目税の引き上げが予想される中で、納税者への影響が心配されるとの意見が見受けられた。
本多氏は、環境性能割の税率は軽自動車の環境性能に応じて、非課税から3%の範囲で決定されるとの説明を行った。また、自動車取得税に関する変更も明らかにし、市民に対して新たな情報を提供する重要性が強調された。
議案は各常任委員会に付託され、次回の議会までに詳細が議論される予定である。次回本会議は7月5日に予定されており、各議案についての進行が期待される。議会では市民の声を反映させるための議論が続くことが求められている。