令和6年第1回定例会が3月21日に開催され、予算案の審議が行われた。
重要なテーマは、令和6年度の一般会計予算と国民健康保険に関連した条例の改正です。
文教厚生常任委員長の藤本淳次郎氏は、国民健康保険税条例の改正に関する説明を行い、加入者数は約1万2,221人であると述べた。さらに、軽減世帯数は61.5%に及ぶとの説明もあった。
一方で、日本共産党の矢﨑勝己議員は、国民健康保険税の引き上げに対して反対を表明した。生活が困窮する中での負担増に市民が怒りを抱いていると強調し、「保険税の算出は家族構成で違いがあるが、特に低所得者層に過酷な負担を与えることになる」と指摘した。
また、議案第10号の補正予算案においても、予算の効率的運営が求められている。高齢者福祉や教育関連の助成金についても質疑があり、これらの施策が地域経済に与える影響について慎重な審議がなされた。
全体的に、議会では健全な財政運営が必須であるとの認識が共有された。市民の生活の質向上を図るため、財源の確保と支出の適正化は不可欠であり、今後の施策に期待が寄せられている。