令和5年6月15日に開催された第2回定例会では、様々な市政に関する質問が行われ、多岐にわたるテーマが取り上げられた。
特に農地保全事業に関する質疑が注目され、山本松一議員が農地保全の充実を求め、金澤秀三郎市長が今年度の予算について言及した。農道整備や排水の問題も話題にされ、農業振興策の重要性が議論された。
また、愛野・有明川の排水についても議論が交わされ、議員たちは、台風などの自然災害に対する対策と市の取り組みを求めた。特に、金澤市長は、有明川の水管理や堤防の状況について説明を行い、地域住民の安心を支えるための方策を示した。
環境基盤整備に関しては、上田篤議員が地球温暖化対策の重要性を強調し、様々な取り組みを求めた。竹田環境水道部長はゼロカーボンシティ計画の下、地域の熱意と市民の協力を得ながら進める活動について述べた。
小浜総合支所の建設計画についても言及され、町田康則議員が地域サービスの向上と市民ニーズの反映を求めた。金澤市長は、各地域の施設を維持しながら、建設計画を進める意義について答弁した。また、課題として現在の予算捻出と施設立地の検討が挙げられた。
リフレッシュセンターおばまについても議論され、指定管理者のシダックスに関する利用者からの意見が紹介された。運営状況や利用者の声に応じた改善が必要との意見が多数出され、関係者間での対話が求められた。
最後に、特別障害者手当についても質問があり、支給状況や周知活動について確認された。前田福祉部長は、認定手続きやフォロー体制について説明し、今後の取り組みについても触れた。
このように、多様なアジェンダに基づく市政の質疑応答が行われた会議において、市民の声が市政に反映されるよう様々な取り組みが促されている。