令和4年第4回定例会が開催され、市政一般質問が行われた。
議会では持続可能な開発目標(SDGs)の推進が重要視され、「小田孝明議員」から市長「金澤秀三郎氏」への質問があった。市長はSDGsの理念に基づき、環境保護や福祉などに取り組む意向を表明し、これに続く教育長「下田和章氏」も教育現場におけるSDGsの重要性を強調した。
福祉医療について、「上田篤議員」が現物給付方式の導入について質問を行い、「金澤市長」は県独自の医療費助成制度創設に向けた動きを紹介した。一方、健康福祉部長「前田孝章氏」は、県内の現物給付の導入状況を説明し、福祉医療制度の充実に努めると述べた。
次に、市の人事制度について、「大津善信部長」が会計年度任用職員制度について説明した。制度導入により待遇改善が図られ、引き続き適正な運用に努める方針を示した。
道路行政に関する発言では、最近の事故を受けて「荒木正君」建設部長が、市道の側溝蓋の改修が遅れた理由を説明。「上田議員」の指摘を受け、今後は進捗管理を強化するとの決意を表明した。
待機企業の誘致状況については、工業団地への企業誘致が話題となった。特に、多比良港工業団地への企業誘致について「前田哲議員」が詳細な質問を行った。市長は現在、数社からの問合せがあることを伝え、長崎県の産業振興財団と連携しながら誘致活動を展開していることを強調した。