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雲仙市、職員処分と令和4年度補正予算を可決

令和5年第1回雲仙市議会臨時会で、職員の処分と令和4年度一般会計補正予算案が可決された。
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令和5年第1回雲仙市議会臨時会が開かれた。

市長の金澤秀三郎氏は、職員の不適切な行動について報告し、求められる信頼回復に取り組むことを強調した。職員2名が行った行為について、減給処分を行ったという。

また、議案第1号の令和4年度一般会計補正予算案については、議員に詳細な説明が行われた。財務部長の三宅隆浩氏は、今回の補正額は3,473万円であり、補正後の予算額が329億1,031万3,000円、前年同期と比べて13.5%の減少であると述べた。出産・子育て応援事業に向けた新規計上が含まれることも発表された。

一方、議案第2号の公有水面埋立に関する意見についても説明された。農林水産部長の久米重治氏は、京泊漁港中ノ場地区での埋立が必要であるとし、その意見を県知事に述べることを要請する内容について詳細を語った。この埋立は、漁港施設用地及び外郭施設用地を目的としており、実施には5年の期間が見込まれている。

質疑では、林田哲幸議員が埋立免許に関する意義を問い、関連予算と手続きの透明性を求めた。久米部長は、予算獲得後の手順について説明し、埋立実施の必要性と背景を強調した。また、今後の漁業関係者に及ぼす効果や、年間の水産生産コストが削減されることを明示した。

最終的に、両議案は議会において原案通りの可決が決定され、臨時会は閉会した。市民の期待に応える形で業務を進める姿勢が示された。

議会開催日
議会名令和5年2月雲仙市議会臨時会
議事録
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