令和3年9月24日、対馬市議会定例会が開催され、重要な議案や請願が審査された。
会議は午前10時に開議され、議案第41号「令和3年度対馬市一般会計補正予算(第7号)」が提案された。
この補正予算は新型コロナウイルス対策として教育や防災に関する多くの追加予算を含み、賛成多数で可決された。
次に、議案第45号「対馬市公園等設置条例の一部を改正する条例」が討議され、対州馬の乗馬体験にかかる利用料金を新たに設定することが決定した。
この新料金は、観光の振興と地域活性化を意図したものです。
教育に関する重要な請願第1号及び第2号が審査され、共に採択された。
これにより、義務教育費の国庫負担制度の負担率の引き上げと教職員の定数改善が強く求められることとなった。
次に、陳情第2号「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」が可決され、地方財政の厳しさを改めて認識し、地方税の充実が求められる状況が強調された。
さらに、発議第4号では、対馬から盗まれた仏像の早期返還を求める意見書が提案され、国への強い要望が表明された。
対馬市過疎地域持続的発展計画と辺地に係る公共的施設の整備計画も承認され、市の持続的成長や改善策が計画された。
最後に、議案第50号工事請負契約についても可決され、具体的な工事内容が承認された。
市議会は、全ての議案について賛成多数で可決し、特に教育や地域経済の支援を強調した議論が数多くなされ、多くの市民が待望する施策が進むことが期待されている。