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対馬市議会、加志地区水道問題や防風柵の安全性を議論

対馬市議会では加志地区の水道水の濁り問題や高浜漁港の防風柵について議論され、改善策が求められた。
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令和3年3月11日、対馬市議会は第1回定例会を開催し、市政一般質問が行われた。

市政一般質問では、市民の生活に密接に関わる加志地区簡易水道の問題が取り上げられた。加志地区では、長年にわたる水質問題が続いており、その原因として土壌の浅さが指摘された。水道記録によれば、大雨時に水が濁る事例が報告され、住民は苦情を申し立ててきた。この状況を受け、市の対応が遅れていたことに対して議会では厳しい指摘があった。

加志地区の水道について、市長の比田勝尚喜氏は、浄水施設が古く、河川の伏流水を使っているため、近年の伐採活動が影響したと説明した。特に、配水池に漏水が見つかり、その修理を直ちに行ったと聞いている。市長は今後、新たな水源開発に取り組むことを表明したが、早急な対応が求められているのは実情である。

また、高浜漁港の防風柵の破損についても議論があった。この防風柵は最新の技術で設計されたが、昨年の台風による風速の結果、部分的に破損した。議員からは、問題箇所の設計時の詳細なチェックが求められ、安全性の確保が重要視された。市は、設計段階と施工段階が適切に行われていたかどうかの検査を進めることで、その信頼性を高める意向を示した。

また、移住者のネットワーク構築についても話が及び、これに対する市の施策が求められた。住民同士がつながることによって、地域での定住が促進され、安心して生活できる環境が整えられる。市長は、今後の具体的な施策に向けた努力を約束した。特に、地域の人々が移住者を支援する態勢を作ることで、より良い地域社会を築いていく考えを示した。

議会開催日
議会名令和3年3月対馬市議会定例会
議事録
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