令和3年6月10日、対馬市議会臨時会が開かれた。
議会では、初めての議長及び副議長の選挙が行われ、議長には初村 久蔵氏が当選した。
初村氏は、市民の信頼に応え、公約に沿った議会運営を目指すと述べた。
また、副議長には黒田 昭雄氏が選出された。この選挙は全議員での投票によるもので、今後の市政運営に大きな影響を与えることが期待されている。
市長の比田勝尚喜氏は、ワクチン接種の進捗と新型コロナウイルス感染対策への取り組みを強調した。60歳以上の高齢者には、接種券がすべて配布され、迅速な接種体制を整えることが課題だと説明した。
また、議会の運営に関する重要事項として、常任委員及び議会運営委員の選任も行われた。各委員会では委員長と副委員長が互選され、運営運用が具体的に進められる見込みである。
「仮議席の指定」が行われた後、入江 有紀氏が臨時議長を務め、全議員の前で選挙が円滑に進められたことに感謝の言葉を述べた。
今回の臨時会では、補正予算や条例改正などの12件の議案が審議される予定であり、これに対する審議を通じて、対馬市の発展と市民の幸福を追求する姿勢が期待されている。
会期は6月11日までの2日間として決定された。市長をはじめとする市幹部も議会に臨席しており、協力体制の強化が図られている。