令和6年3月7日、対馬市議会は令和6年度の市長予算案などを含む定例会を開催した。
初村 久蔵議長は会議冒頭で、小田 昭人議員の遅刻届を報告し、定足数に達していることを確認した。続いて、日程として、会議録署名議員の指名、会期の決定などが議題に上がった。
市長の比田勝 尚喜氏の行政報告では、最近の市長選挙で再選されたことに対する感謝の意が示され、選挙時に得た市民の意見を市政に反映していく意向が確認された。
特に、対馬市の市制施行20周年を迎えるにあたって、記念イベントや事業を4月に開催する計画が示され、市民の協力を求める姿勢が強調された。また、特別支援教育の整備や、厳原釜山航路の運航再開に向けた準備も進めていると報告があった。
行政報告の後、各常任委員会の閉会中の所管事務調査が報告された。特に消防に関しては、職員数が106人に対して89人が実員とされ、職員確保が喫緊の課題とされている。
厚生常任委員会による海岸漂着物対策の取り組みや、産業建設常任委員会の観光施設整備状況についても言及された。観光業者との連携による地域活性化の意義が強調された。
市長施政方針では、地域の活性化や持続可能な都市づくりを目指す意向が示され。子どもや若者に対する取り組み、地域資源を活かした観光振興、環境問題へのアプローチが掲げられた。
最終的に、議案が複数提案され、これに対する質疑も行われたが、特段の異議はなく、承認される運びとなった。 اعضاصآؤق٢っç複数の議案は全て可決され、議会はさらに定例会の進行を続ける方針だ。