令和5年2月21日、対馬市議会の定例会が開会した。
この会議では市長の比田勝尚喜氏が行政報告を行い、
特にトルコ・シリア地震への支援活動について触れた。
また、国際航路の再開についても説明し、
週末のみの運航を予定していると述べた。
会議の中で、市民のウイルス感染防止活動に加え、
新型コロナワクチン接種の進捗状況についても報告され、
対馬市は接種率が高く評価されていることが強調された。
さらに、特別支援教育について、総務文教常任委員会の委員長である上野洋次郎議員が報告を行い、
特別支援学級の児童生徒数が増加している現状の課題を指摘した。
特に介助員の配置数や進路の支援が必要との意見が交わされた。
続いて、産業建設常任委員会の報告として、
カミレイ施設における小型まき網船の荷捌き場新設に関する調査が行われ、
市長及び関係者が関与することが決定された。
対馬市の予算についても議論され、
新年度の予算は総額420億円を見込んでおり、
特にデジタル基盤の整備や観光業への投資が重要なテーマとされた。
議案では、令和4年度の各特別会計予算に関する補正が複数審議され、
これにより市民がより安全に、かつ快適に暮らしやすい環境作りを目指す意向が示された。
実際の場面として、
市民の意見を元にした施策が今後推進されていくとのことで、
市民の安心・安全の確保や地域資源の活用が期待されている。