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対馬市議会、補正予算を可決も市長の給与減額条例は否決

令和5年7月4日、対馬市議会で本年度補正予算が可決された一方、市長の給与減額が否決される結果に。
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令和5年7月4日、対馬市議会は第2回定例会を開催し、様々な議案が審議された。特に注目されたのは、令和5年度対馬市一般会計補正予算に関する議案である。これに関して、上野洋次郎議員(総務文教常任委員会委員長)が詳細な審査報告を行い、賛成多数で可決された。

補正予算では、主に新型コロナウイルス関連の支出が含まれており、学校給食費の負担軽減事業や、感染症対策に向けた資金が盛り込まれた。また、美津島文化会館の空調設備改修も経済的資源として提案されている。

続いて議題に上がったのは、対馬市市長及び副市長の給与に関する条例改正案である。この改正案は、最近の不祥事により責任を問われた両者の給料を約10%減額する内容が含まれている。市長の比田勝尚喜氏は、「市民の信頼回復を目指し、自ら責任を取る姿勢を示した」と説明した。しかし、議会では反対意見も出され、最終的に否決された。

議会の場では、議員たちから「市長・副市長の給与を減らすことが本当に責任を取ることになるのか?」という疑問が呈された。特に、小宮教義議員は、市長に対する責任の重さや、これまでの不祥事の多さを指摘し、より厳しい対応が求められているとの見解を示した。

このような中で、午前中の会議では副議長の辞職も議題となり、黒田昭雄議員の辞職が許可された。続けて行われた副議長選挙では、春田新一議員が選出され、新たな議会運営が期待されている。

議会開催日
議会名令和5年7月対馬市議会定例会(第2回)
議事録
タイトルの評価議案についての詳細と議論の内容が正確に反映されており、会議録に基づいた情報を元にしているため。
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本文の評価内容は会議録に基づいており、議会での討論や採決結果も詳細に説明されているため。

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