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対馬市、令和2年度予算を可決、医療・福祉関連強化

令和2年3月の対馬市議会定例会で、医療や福祉関連の予算が可決され、地域活性化への期待が高まる。
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令和2年3月6日に開催された対馬市議会定例会では、重要な議案が審議された。

議案第8号、令和2年度対馬市診療所特別会計予算では、歳入歳出総額が4億5,057万6,000円となり、前年より2.9%減少する見込みが示された。その理由について、健康づくり推進部長の荒木静也氏は「診療所医師の人件費及び患者数の減による医療材料費、医薬品の減が影響している」と説明した。

また、議案第9号から第11号、国民健康保険および後期高齢者医療特別会計予算については、福祉保険部長の古里正人氏が提案理由を述べた。国民健康保険の歳入歳出がそれぞれ45億3,324万8,000円、後期高齢者医療の歳入歳出はそれぞれ3億9,206万1,000円とされている。特に、国民健康保険においては、県支出金として32億2,729万3,000円を計上していることが強調された。

さらに、議案第12号、旅客定期航路事業の予算については、中対馬振興部長の佐伯正君が総額4574万6,000円であることを示し、国と県からの補助金が重要な役割を果たすことを述べた。

さらに、集落排水処理施設及び水道事業の予算も一括提案され、水道局長の波田安徳氏は、歳入における公共事業の意義を強調した。特に水道事業では、11億5,030万3,000円の収益的収入を見込んでいる。

議案が次々と可決される中で、財産管理や教育関連の条例改正も登場し、市民生活部長の俵輝孝氏が印鑑登録及び証明に関する重要な改正について説明した。性別の記載削除に伴う配慮や、手続きの明確化が図られる。

最後に、市道認定議案では、建設部長の小島和美氏が、阿須4号線の認定を提案し、地域交通の向上が期待されると述べた。

議会開催日
議会名令和2年3月対馬市議会定例会
議事録
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