令和元年第1回西海市議会臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
本日の会期は1日間に決定され、2件の議案が一括上程されました。議案第48号では、老朽化した学校給食共同調理場の設備機器の更新が提案されました。市長の杉澤泰彦氏は、「予定機器は真空冷却機2台、スチームコンベクションオーブン1台、蒸気ボイラー1台」と述べ、議会の議決を求めました。
議案第49号では、一般会計補正予算が議題となりました。杉澤市長は、「7,168万5,000円の追加により、歳入歳出予算の総額は223億7,689万5,000円となる」と説明し、法人市民税に関する減額等についても言及しました。
質疑では、清水正明議員が議案第48号に対し、入札監視の必要性を指摘し、具体的な入札結果や指名の基準について質問しました。教育次長の山口英文氏は、必要な資料を準備しているとしつつ、詳細は別途委員会での確認を提案しました。
また、田川正毅議員が議案第49号に対し、地元経済への影響を考慮し、地元企業が入札から辞退した理由を問いかけました。田崎耕太総務文教常任委員長は「選定は予定価格に基づく」と回答し、その背景を明らかにしました。
最終的に、両議案は各委員長の報告通り原案可決され、臨時会は終了しました。議長の平野直幸氏は、出席議員の協力に感謝し、会議を閉じました。今後の市政運営において、これらの決定がどのような影響を与えるか、注目が集まります。