令和6年第2回西海市議会定例会が6月24日に開かれた。
この会議では、様々な議案が提案され、熱心な議論が行われた。
特に、長崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更については多くの関心を集めた。
渕瀬栄子議員(議員)は、議案第44号に関して、現行の被保険者証の廃止について懸念を表明する。
同氏は、廃止によって医療現場に混乱が生じる可能性を指摘し、現在の制度存続を求める意見があることを強調した。
これに対し、杉澤泰彦市長は、廃止の決定がされており、資格確認書を送付し、対応を行うと述べる。
また、今後は広報活動を強化し、市民に制度移行の情報を伝える意向を示した。
さらに、議案第50号に関する変更契約の締結についても質疑が行われた。
江口秀樹建設課長は、工期が初めの予定120日から80日に短縮されたと報告する。
また、工事費の減額についても言及し、減額額は1,300万円程度であることが確認された。
会議は他の議案についても議論され、最後には、今後の委員会への付託が決定された。
この定例会を通じて、議員たちは地域の医療制度の変化や市道工事の進捗に関する情報を共有し、地域住民の生活に影響を与える重要なテーマについて認識を新たにした。