令和2年第3回西海市議会定例会は、9月23日に開催された。
本定例会では、24件の議案が一括上程された。主な議案には、地域集会施設の設置・管理に関する条例改正や、西海市の過疎地域自立促進計画の変更などが含まれている。特に、議案第50号の「西海市議会議員及び西海市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定」が審査され、議決が行われた。
また、財産の取得や多くの特別会計の決算認定も行われた。議案第59号や第60号、その他多くの決算認定が可決され、全体として予算案の補正予算も含め、議会内での活発な議論が行われた。
一方、一般質問では、農業や教育、地域福祉に関連する様々な質問が市長や教育長に対して発せられた。特に、農業の大規模化に向けた支援策や、学力向上に向けた施策が強く要望された。
さらに、コロナウイルスの影響も考慮し、当市における福祉避難所の検討や、公共施設の感染症対策についても質問があり、市の取り組みに対する評価と改善の提案がなされた。
最後に、採決の結果、全ての議案が可決され、各議員から提案された意見書に関しても原案の通り可決された。この結果は、今後の市政運営に大きく影響することが期待されている。