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西海市立認定こども園条例の改正が可決、移行時期の見直し

西海市議会臨時会で、認定こども園条例改正案が可決。公私連携の移行時期見直しが議論された。
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令和6年2月16日に、第2回西海市議会臨時会が開催された。

今回の会議では、議案第10号「西海市立認定こども園条例を廃止する条例の一部を改正する条例の制定について」が主要議題として上程された。

先ず、杉澤市長は提案理由を説明し、昨年6月の市議会で可決された条例の施行時期について変更が必要になった経緯を語った。

市長によると、公私連携幼保連携型認定こども園への移行を前提とし、規則に委任して施行時期を定める方針を述べたが、候補法人との協議が未調整な状況であることが指摘された。

杉澤市長は、職員確保が課題であり、そのための市の関与について改善を求めた。

また、市長は「確実に公私連携の移行を今後進めていく」と話し、最大限の努力を約束した。

質疑応答では、渕瀬栄子議員が在園児及び新入園児の安全な保育環境の確保について質問。市長や保健福祉部次長も現状を説明した。

渕瀬議員は、2回も延期された状況に懸念を表明し、情報共有の重要性を訴えた。

これに対し、平尾保健福祉部長は議会への情報提供の遅れを謝罪し、今後は迅速な対応を心掛ける意向を示した。

最終的に、議案第10号は厚生常任委員会からの提案通り可決され、今後公私連携幼保連携型認定こども園への移行については、引き続き適時説明を行うと報告された。

議案の可決を受け、今後の進展が期待される。

議会開催日
議会名令和6年第2回西海市議会臨時会
議事録
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