令和4年第3回西海市議会定例会が9月14日に開かれ、17件の議案が一括上程された。
主に職員の育児休業制度の改正や財政に関連する議案が焦点となり、特に西海市庁舎建設整備基金条例の制定が強く支持された。
また、議案第59号に関する質疑も行われ、市長の杉澤泰彦氏は、豪雨による被害を受けた森林基幹道に関連した工事請負契約の提案を説明した。
この工事は、被災箇所の保全と通行車両の安全を確保するためのものであり、金額は2億5,000万円を超える見込みである。工事は、法面の掘削やモルタル吹きつけによる保護が主要な内容だとされている。
質疑では、平井満洋議員が具体的な工事内容について質問し、過去の経緯から交通の安全に懸念を示した。市側は、工事状況による影響を考慮すると共に、注意深く施工が行われるよう対応すると答えた。
この議会では、育児休業に関する改革や町の財政状況など、多岐にわたる重要案件が議論され、特に公共工事において市民の安全が重視されていることが明確にされている。