令和3年12月、西海市議会において新型コロナウイルス感染症や人口減少対策、気候変動に関連する多くの議題が議論された。
新型コロナウイルス感染症については、現在のところ本市では新規感染者が激減しており、ワクチン接種が功を奏していると考えられています。しかし、全国的には第6波の拡大が危惧される状況です。杉澤市長は「市民の皆様の感染防止に対する意識の高さが寄与している」と強調し、3回目のワクチン接種についても準備が進められていると述べました。
特に注目されるのは、5歳から11歳までの子どもへのワクチン接種です。市はすでに6医療機関との協力体制を整え、準備を進めており、今後の国の方針次第で進められる見込みです。加えて、3回目接種に関してはファイザー製を中心に行う方針で、市民への情報発信も重要視されています。市は今後も適切な情報提供を行い、市民が安心してワクチン接種を受けられるよう努めることが求められます。
次に、人口減少対策についての討議が行われ、市長は「現状では307人の減少が報告されている」と述べました。特に市外からの流入求めており、大島地区工業団地の整備や、医療・教育環境の向上がその鍵であるとありました。市は特に雇用の創出を重視しており、今後も積極的な施策を展開していく意向を示しました。
気候変動に関連した議題では、防災対策が重要視されました。厳しい状況下でも市としての評価は良く、特に道路の整備やライフラインの向上策が求められています。すでに市内の医療機関と連携し、今後も災害時の早期通報システムの構築が進められています。さらに、高齢者・障がい者等への支援策が重要であり、個別避難計画が策定される方向性が示されました。
各議題において市長をはじめとする職員がフル活動し、西海市の未来を見据えた施策がしっかりと進められることが期待されます。さらに、住民が安心して暮らせる地域づくりに向けた市の取り組みが求められます。