令和5年第1回西海市議会定例会が2023年2月24日に開会しました。初日には、施政方針や会期の決定、予算案などが議題に上がりました。
市長の杉澤泰彦氏は、施政方針の中で新型コロナウイルスに伴う影響や、物価高騰について言及しました。特に、原油や電気などの価格上昇が市民生活に大きな影響を及ぼしていることを強調しました。
杉澤市長は、令和5年度は脱炭素社会や地域医療の充実、教育環境の整備に向けた施策を進める方針を示しました。令和5年度予算案は、213億円となり、前年度比で1.8%の減となりますが、特に地域医療の拡充を重視していると述べました。
施政方針に続いて、教育委員会教育長の任命同意や固定資産評価審査委員会委員の選任同意についても議論されました。市長は渡邊久範教育長の再任を目指す意向を示し、教育行政の安定を図る考えを打ち出しました。
また、環境政策課公用車の事故に関連した損害賠償額の定めについても報告されました。市民環境部長の今村史朗氏は、事故の詳細を説明し、対応策を reiterateした。事故の再発防止に向けた教育と訓練を強化する方針を示しました。
今後も新型コロナウイルスへの対応や、物価問題を含むさまざまな課題に対し、持続可能なまちづくりに向けた施策を進めていく意向が表明されました。議会は議決に向けた審議を重ね、次回の会議においてさらなる議題を討議することとなります。