令和4年3月10日に開会された西海市議会では、重要な決議が採択された。
本議会では、ロシアによるウクライナ侵略に対し厳重に抗議し、国際社会の一致した行動を求める決議が提出された。
提出者は西海市議会議員の田川正毅氏で、趣旨説明を通じて現状の危機的な状況を強調した。
「ロシアの行為は、国際秩序を破壊する蛮行である」と強く指摘し、国際社会に対して強力な行動を求めた。
決議案では、ロシアの軍事侵攻に対する抗議の声を世界へ届けることが明記された。
また、ウクライナへの迅速な支援と、国際社会の協力に基づく取り組みの必要性が訴えられた。
「ロシア軍に対して即時かつ無条件の撤退を求める」との表現も含まれており、強い意思が反映されている。
一方で、この決議は議会内での質疑や討論を経て可決された。
質疑は行われず、出席議員全員の異議がないことから即座に委員会の付託を省略することが決まった。
これにより、議論が迅速に進められ、決議の採決へと移行した。
結果として、発議第1号は全会一致で可決された。
今後は、日本国政府に対しても、国際社会と連携し、ロシアへの強い対応を求める意義が強調された。
この決議は、西海市議会の立場を明確に示すものであり、ウクライナやロシアへの邦人の安全確保の重要性も訴えられている。
次回の西海市議会は、3月18日に予定されており、今後の動向にも注目が集まるところである。