令和4年3月18日、令和4年第1回西海市議会定例会が開催された。
本会議では、28件の議案が一括上程され、可決された。議案には市職員の給与改正や福祉医療費に関する条例の改正などが含まれ、重要な内容が盛り込まれている。
議案第3号では、西海市特別職報酬等審議会条例の一部改正が可決された。これにより、特別職の報酬が見直されることになり、議会の承認を受けた形となった。
議案第4号では、市職員の給与に関する条例の改正が行われ、今後の給与体系に影響を及ぼす見込みだ。多くの議員から必要性の意見が出され、改正に向けての動きが円滑に進行している。
また、議案第5号では育児休業に関する改正が審理され、今後の支給条件や手続きが円滑化されることが期待されている。特に、育児休業制度の理解促進と利用促進を目指している。
議案第13号では、本市の福祉医療費支給に関する条例の改正が承認された。今回の改正により、現物給付が導入されることとなり、保護者や子どもへの影響が懸念される中、地域医療機関との連携強化が鍵となる。
議案第30号では、交通船の事故に関する損害賠償の額の定めが可決され、適切な措置が講じられることが求められている。本議題については各議員から事態の詳細が質疑された。
最後に、杉澤市長は議会の終了にあたり、今回提案された議案に対する謝辞を述べた。特に、公用車リース制度に関連する提案については、脱炭素社会の実現とデジタル化を目指しているとの考えを示した。これに対し議会は理解を示し、今後の取り組みが期待される。