令和3年第2回五島市議会臨時会が3月1日に開催された。この日の会議は新たに選出された議員による初の議会であった。
議長選挙の結果、木口利光議員が当選した。木口議員は、コロナ禍の中での市の発展の重要性を強調し、議会の役割を果たす決意を示した。彼は、「市民の皆様、事業者の皆様が望む五島市の復活に向け、全力で取り組む」と述べた。
副議長選挙では、宗藤人議員が選出された。宗藤議員は、副議長としての責任の重さを感じ、議会運営の円滑化に努める意向を示した。議員たちは新たな体制の下、より良い市政運営を目指す決意を新たにした。
会期はこの日1日のみに決定し、その間に議会広報特別委員会が設置されることが承認された。この委員会は議会活動を市民に伝達する役割を担う予定である。特にインターネットを駆使した広報にも力を入れる方針が示された。
また、長崎県病院企業団議会及び長崎県後期高齢者医療広域連合議会の議員選挙が行われ、神之浦伊佐男議員が選任された。これらの選任結果は、今後の地域医療や福祉の向上に寄与することが期待されている。
この日の会議には17名の議員が出席し、全ての議案が同意された。特に五島市監査委員及び職員懲戒審査委員会委員の選任については適切な人選がなされ、自治体の財政管理と職員のモラル向上に資するものと考えられている。