令和3年6月15日、名張市議会第398回定例会が開催された。一般質問では、阪本忠幸議員が桔梗が丘西地区ののり面崩落について問うた。この件は、20年前に造成された住宅地の安全性が問われていることを受け、市長亀井利克氏は、倒壊の原因調査を進めていると答弁した。
阪本議員はさらに、地域おこし協力隊の動向についても触れ、今後の活動に期待を寄せていた。また、COVID-19に関連し、ワクチン接種状況や感染予防対策について詳細な質問を続けた。市長は高齢者接種の進捗を報告し、国の指針に基づいたワクチン接種を強調した。
加えて、COVID-19に関する感染者への支援や、いかにして差別が生じないよう準備しているかが話題に。これに対し、各種の教育プログラムが必要とされていると強調された。各議員も、コロナ差別の解消に向けた施策を支持した。
なお、富田真由美議員は、社会的孤立を防ぐ取り組みや、ヤングケアラーへの支援を議論。地域との連携や、パートナーシップ制度の設立についても具体的な提案がなされ、県との連携が進むことが求められた。