令和6年4月17日に名張市議会定例会が開会した。
議長の辞職や新議長の選挙、議会改革特別委員の選任など、重要な議題が取り上げられた。
会期は349日間に決定され、議員の皆様は新たなスタートを切ることとなりました。
この日は特に議長の辞職と同時に新議長の選挙が行われ、大きな注目が集まった。
前議長の細矢一宏氏は、昨年4月から議長職を務めましたが、最近の議会運営において課題が多かったことを挨拶の中で触れ、その後の議会の方向性についても議員同士での意見交換を図りたいと述べた。
また後任の議長として永岡禎議員が選任され、「和」をテーマに議会の運営を進めると強調した。
副議長には坂本忠幸議員が選任され、新たな体制で議会がスタートすることとなった。
さらに、議会運営委員の選任や常任委員会の構成についても合意され、福田博行議員が委員長に選ばれる結果となった。
議会改革特別委員については、新たに坂本直司議員と細矢一宏議員が選任された。
特に、専決処分報告の承認に関する議題が注目され、4月の名張市市税条例改正および国民健康保険税条例改正について説明が行われた。
市長の北川裕之氏は、これらの改正が災害被災者支援と市民税の負担軽減に寄与することを強調し、議員からの承認を求めた。
その結果、両報告は特に異議なく承認される運びとなった。
最後に、監査委員の選任が行われ、細矢一宏議員に対する同意が得られた。
以上のように、名張市議会は新体制移行を果たし、様々な施策を進める方針が示された。