令和元年12月18日、伊勢市議会の定例会が開催されました。
本会議では、いくつかの重要な議案が上程され、多くの議員が出席しました。
その中でも、令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第6号)が特に焦点となり、全会一致で可決されたことが報告されました。
産業建設委員会の15番・辻孝記議員は、「一般会計補正予算(第6号)では、観光交通対策や水道事業、下水道事業に関する補正が含まれていると報告しました。」
また、教育民生委員会の14番・福井輝夫議員も関連する議案について同様に支持しました。
続いて、特別職の報酬改定についての討論も見られ、7番・楠木宏彦議員は反対討論を行いました。
彼は、「議員自身の報酬を引き上げることについては慎重であるべきだ」とし、現在の社会的格差を指摘し、その背景にある経済的な問題への懸念を述べました。
この発言により、議場には緊張感が漂いました。
さらに、日程第2の「伊勢市附属機関条例の一部改正について」では、教育民生委員会から原案通り可決するとの報告がありました。
総務政策委員会もこの議案に賛成する意見が多数を占めました。
このように、議案は次々と可決され、着実に議会運営が進行されました。
最後に、発議第26号の「伊勢市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定」が上程され、原案通り可決されました。
この条例は、長期欠席した際の報酬減額に関するものであり、議会の透明性を高める目的を持ちます。
議長の世古明議員は「これらの議案を通過させることで、市民に対する説明責任を果たしていく」と閉会宣言を行い、午前11時17分、議会は閉会しました。