令和6年6月17日、伊勢市議会定例会が成立する中、主に補正予算や条例改正の審議が行われた。
まず、議案第62号の「令和6年度伊勢市一般会計補正予算(第1号)」が上程され、鈴木健一市長が説明を行った。
この補正予算は、国からの物価高騰対応の地方創生臨時交付金を活用し、低所得者支援及び定額減税補足給付金事業に必要な経費が盛り込まれている。市長は、補正後の歳入歳出の総額が約562億7,888万6,000円になると述べた。
また、伊勢市税条例及び都市計画税条例の改正についても議論された。鈴木市長は、これを踏まえ、一部税収の見直しを進める意向を示し、地域経済の活性化を図る方針を強調した。
さらに、報告第3号と第4号では伊勢市水道事業会計と下水道事業会計の予算の繰越しが報告された。副市長の藤本亨君が説明し、工事の遅延や他事業との調整による繰越しの理由を明かした。特に下水道事業については、交通規制の調整が影響を及ぼしており、進捗管理が求められる成果を上げるための努力が必要になっている。
今回の議会では、専決処分事項の承認を求める議案も重要な位置を占めている。これは、市税条例や都市計画税条例の改正を加速するためのものである。議案はすべて賛成多数で承認されたことから、今後の施行が期待されている。本議会では、次回の継続会議についても確認が行われ、今後の議事進行に向けた重要なステップとなった。市の財政運営においては、透明性の確保がさらなる信頼をもたらすことが議論され、具体的な施策が問われている。