令和5年9月11日、伊勢市議会の定例会が開会し、各種議案や報告が審議された。議議題には、令和4年度の決算に基づく各種報告や、令和5年度の補正予算案等が含まれている。
まず、会期が本日から10月10日までの30日間と決定されました。この決定に対し、特段の異議は発生しなかったことが確認されました。
次に報告された「継続費の精算報告」では、二見地区小中学校整備事業に関する報告が行われ、実施された事業の総額は32億7,891万6,000円でした。また、支出済額は32億7,891万4,100円であることが明らかにされ、1,900円の執行残があると報告されました。
次に「令和4年度決算に基づく健全化判断比率」が問題に上げられ、市長の鈴木健一氏および藤本亨副市長が詳細な説明を行った。実質赤字比率と連結実質赤字比率について、市の状況は安定していると伝えられました。実質公債費比率は4.8%と、早期健全化基準以内であることも報告され、今後の健全な財政運営に向けた努力が強調されました。
また、報告の中で「令和4年度決算に基づく資金不足比率」についても言及されました。公営企業会計では資金不足は生じておらず、安定した財政状況が確認されています。これにより、各事業の健全な経営に向けた取り組みが求められていることが明示されました。
さらに、公共事業の経済状況を反映する「令和4年度決算認定」も視野に入れ、伊勢市病院、水道、下水道などの分野での収支が説明されました。特に、水道事業においては86.9%の有収率が示されていますが、人口減少による影響が懸念されております。