伊勢市の令和2年11月臨時会が、11月27日に開かれた。
出席者は全24名で、議長の世古明氏が会議を宣告した。
会議の議題には「会議録署名議員の指名」「会期の決定」「伊勢市職員給与条例等の一部改正」「専決処分事項の報告」が含まれている。
議長は、まず会議録署名議員として辻孝記氏と吉岡勝裕氏を指名した。その後、会期は1日に決定された。
主な焦点となったのは「議案第117号 伊勢市職員給与条例等の一部改正」である。
鈴木健一市長は、この議案が人事院勧告に基づいており、職員の期末手当支給割合を0.05か月分引き下げることを説明した。
副市長の藤本亨氏も詳細を補足し、本市においても一般職の職員と任期付き職員の期末手当が引き下げられる旨を述べた。
この対応には賛成意見とともに反対意見も存在した。反対の立場を取ったのは、楠木宏彦氏である。
彼は市職員の感染症対策における奮闘を評価し、期末手当の削減が職員に冷水を浴びせるものだと主張した。
議案は、その後質疑なく委員会に付託されたが、暫時の休憩後に議論が行われ、最終的に賛成多数で可決が決定された。
続いての報告事項として「専決処分事項の報告」も議題に上り、藤井良輝会計管理者が関連資料を持参し、事故に関する損害賠償について説明を行った。最終的に全会一致で承認された。
本日の会議はこれで全て終了し、会議は閉会となった。