伊勢市議会臨時会が令和2年1月14日に開会した。
会議は全議案が議了され、議事日程の進行が認められた。出席者は25名で構成されており、会期は1日間と決定された。
最初に、「会議録署名議員の指名」が行われ、世古口新吾議員と中山裕司議員が指定された。その後、日程第3として「神薗11-1号線道路整備工事の請負契約の変更」について議象され、鈴木健一市長がその詳しい説明を行った。
市長は、神薗11-1号線の工事に関して、予定よりも軟弱地盤層が厚かったため、施工方法の見直しが必要となると報告した。副市長の藤本亨君は、ボーリング調査の結果や工事費の増加の可能性について詳述し、特に主要地方道の機能向上を図ることを強調した。今回の案件のため、施工延長を610メートルから430メートルに変更することが求められている。
質疑は行われず、議案は産業建設委員会に付託され、審査が行われた。委員長の辻孝記議員は、審査結果を報告し、多数決で原案を可決すべきと決定した。
中山裕司議員は討論で、当局の説明不足や事業費の不透明さについて懸念を示し、行政の継続性の重要性を強調した。過去の土地購入に対する評価や今後の行政運営への提言が示され、賛意を表明した。
議案は起立多数で可決後、会議は散会となり、令和2年1月14日の会議は閉じられた。議会の議決について市民生活への影響が懸念される中、さらなる透明性と慎重な対応が求められている。