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薩摩川内市議会、第5回定例会で副議長選挙と補正予算を審議

薩摩川内市議会の第5回定例会が開催され、副議長に成川幸太郎議員が選出される。
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令和3年第5回薩摩川内市議会定例会が11月24日、議事堂で開会した。

この日は副議長選挙が主要な議題の一つであった。副議長職に立候補した成川幸太郎議員は所信表明を行い、過去の9年間の経験をもとに市民の福祉向上を目指す意向を強調した。成川議員は「議長を支え、市政の発展に貢献する」と述べた。投票の結果、成川議員が21票を獲得し、副議長に当選した。森永靖子議員は2票を得た。

続いて、会議録署名議員の指名と会期日程の決定が行われた。宮里兼実議員などが署名議員に選ばれ、会期は11月24日から12月17日までの24日間とすることが決定した。議長は「円滑な議会運営を目指す」と述べた。

また、閉会中の諸般報告も行われ、副議長の辞職や委員会の委員辞任などが報告され、議会運営の透明性向上に努める姿勢が示された。

日程の中には、川内原子力発電所対策調査特別委員会からの報告もあった。特に、原子力発電所の安全対策に関する調査結果が伝えられた。委員からは「運転開始35年以降のデータ確認が重要」との指摘があり、当局側は適切な対応を約束した。

さらに、議案の提案も行われ、薩摩川内市個人情報保護条例の一部を改正する条例や、薩摩川内市の組織の任務に関する条例の改正が提案された。市長の田中良二氏は「市民の信頼に応え、適正な運営を進める」と述べた。特に補正予算に関しては、新型コロナウイルス対応や市民生活の安全確保のための予算が盛り込まれた。

今回の定例会では議会の運営や市政の動向について多岐にわたる議論が交わされ、今後の行革や市民生活への影響が重要なテーマとして浮き彫りとなった。議会の運営は引き続き市民に寄り添い、地域発展を目指す姿勢を示している。

議会開催日
議会名令和3年第5回薩摩川内市議会定例会
議事録
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