令和5年11月28日、薩摩川内市議会は定例会を開催。議題には副議長選挙や各種議案などが含まれている。
この日の主要な議題の一つであった副議長選挙では、塩田耕大郎議員と森永靖子議員が立候補し、それぞれ所信表明を行った。塩田議員は、市議会の発展に尽力し、開かれた民主的な議会運営を心がけると述べた。森永議員も市民と向き合い、身近な課題に取り組む姿勢を強調した。
投票の結果、森永靖子議員が16票を獲得し、副議長に当選した。森永副議長は当選後、議会運営や市民との対話を重視する姿勢を表明し、議員と市民の架け橋となることを誓った。
さらに議題には、薩摩川内市議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定や奨学金返還支援基金条例の設置が含まれた。市長の田中良二氏は、こうした新たな議案が市民の生活向上に寄与することを期待するとの考えを示した。
今回の定例会では、今後の会期や日程も決定された。約25日間の会期中には、様々な課題や議論が行われる見込みであり、市民生活の安定や地域の発展に向けた施策が審議される。議会は市民の声を反映する機会として、さらに活発な議論を促進することが求められている。
このように、薩摩川内市議会は新しい副議長のもと、地域の重要課題に向けた取り組みを進める意向を示している。