令和5年第2回薩摩川内市議会定例会が、6月12日に開会した。
議題には、令和4年度一般会計補正予算の承認や薩摩川内市税条例改正が含まれている。
今定例会は、会期を7月6日までの25日間とし、日程が決定された。
市長の田中良二氏は、議会の冒頭で新型コロナウイルス対策に感謝の意を表明した。
これに加え、物価高騰に対する支援として1億8,523万円の予算措置を行ったことも明らかにした。
また、物価高騰対策として、5億6,645万円の補正予算も提案され、審議において承認された。
田中市長は、特に低所得者世帯への支援を強調した。
「食費等の影響を受ける世帯への支援は急務です。」と述べた。
さらに、議題として薩摩川内市国民健康保険税条例の改正が挙げられた。
市民安全部長の上戸理志氏は、後期高齢者支援金等課税額の引き上げを説明し、賛否の討論が行われた。
反対意見もあり、「負担上限が引き上がっている」との指摘があったが、最終的には承認された。
また、令和5年度一般会計補正予算により、様々な施策が実施されることが確認された。
地域医療や介護施設の支援が行われることも併せて述べられた。
このように、今回の議会では多くの報告と承認が行われ、特に市民の生活を支える施策に力が入れられていることが明らかとなった。
薩摩川内市議会の今後の動きに注目が集まる。