令和4年第2回薩摩川内市議会定例会が2月21日に開会した。
議会では、会期の決定や各議案の提案が行われ、多くの議案が一括で審議される運びとなった。
最初に、議長である川添公貴議員が、会議録署名議員の指名を発表。溝上一樹、岩切正之、坂口正幸議員が指名された。
次に、会期及び会期日程の決定が行われた。
会期は3月25日までの33日間とすることが承認された。
さらに、川内原子力発電所対策調査特別委員会の調査報告では、同発電所における安全対策の実施状況や、定期検査の結果についても言及された。委員長の森永靖子議員は、「新型コロナの影響で訓練計画が変更される可能性もある」とも述べた。
田中良二市長からは、令和3年度の補正予算案について説明が行われた。特に新型コロナウイルスに関連した事業者支援の取り組みが強調され、一般会計においては4億1985万3千円の減額が提案された。
また、病院や福祉施設への医療・社会福祉支援事業についても力を入れる姿勢が示された。これに関連し、福祉部長の小柳津賢一氏が今後の施策についての詳細を説明。
議案の審議も行われ、県内での新型コロナ感染症拡大防止及び経済支援策が求められている中で、田中市長は「市民生活の安心と地域経済の復興に全力を尽くす」と意気込みを語った。