令和6年3月6日、薩摩川内市議会は定例会(第1回)を開催しました。会議には市長の田中良二氏をはじめとして、多くの議員が出席し、議案や市民の質問が討議されました。
議会では、議案第14号から第49号までの内容が審議されました。その中には、行政手続に関する条例や教育・保育施設、医療費助成に関する条例の改正が含まれています。特に、医療費助成については、重度心身障害者向けの助成内容が議題となり、福祉に対する重要性が強調されました。
議員からの発言として、坂口正幸議員が魅力的なまちづくりについて質問しました。経済シティセールス部長の有馬眞二郎氏は、市民からの要望として、娯楽施設の誘致が挙げられると述べ、特に商業施設や観光施設の誘致について研究を進めると説明しました。坂口議員も、娯楽施設が不足している状況を指摘し、観光地の利用促進や、地域活性化の観点から娯楽拠点の必要性を強調しました。
その後、自主防災組織について植戸理志市民安全部長が、現在499自治会が結成されていることを報告し、災害時の防災訓練や自主防災活動の重要性についても語りました。特に、能登半島地震を教訓にして自主防災活動の強化を図る必要があるとの見解を示しました。
また、原子力防災に関連する訓練の重要性についても議論されました。最近の能登半島地震が地域の防災計画に大きく影響していることや、 evacuate plan の再考が求められている旨、部長から説明がありました。特に、道路の寸断が避難行動に与える影響についても、多くの議員から懸念が表明されました。
最後に、議会は今後の予算についても話し合い、各種社会福祉や教育に関連する予算案についての意見や要望が交わされました。議会は、今後も市民の福祉を第一に考えた施策の推進に努めることを確認しました。