令和2年第4回薩摩川内市議会臨時会が、11月16日に開会した。
議会の最初の議題は仮議席の指定であり、議席は五十音順に着席する形で定められた。
議長選挙では、川添公貴議員が25票中の25票を得て当選し、議長としての責任を担うこととなった。川添議長は、当選に際し、「開かれた議会の実現に努める」と述べた。
次段階で実施された副議長選挙においては、下園政喜議員が22票を獲得し、副議長に選出された。下園議員は、議会発展のために全力を尽くす旨を強調した。
田中良二市長は開会に際し挨拶し、市議会議員選挙における当選を祝福し、新市長としての決意を示した。特に、人口減少や少子高齢化、新型コロナウイルスの影響が深刻であることを指摘する一方、これらを克服するための対策を進める意向を明らかにした。
市長は今後の4年間におけるビジョンを述べ、「市民サービスの向上」と「将来ビジョンの実現が役割」とし、市議会との協業を重要視する姿勢を示した。議員の活動を支えるためには市民の声に耳を傾け、政策議論に取り組む必要性を訴えた。