令和元年第3回薩摩川内市議会定例会が、薩摩川内市議会議事堂にて開会した。
本定例会は、11月27日から始まり、閉会予定日は12月23日である。議会の主要な議題には、補正予算案や各種条例案が含まれる。市長の岩切秀雄氏は、開会にあたって作文し、昨今の自然災害への取り組みを強調した。
市長は、「先んじて締結された協定により、災害時の物資供給が円滑に行われる。また、川内川の治水対策が進展中であり、地域の安全を確保する方策が着実に実施されている。」と述べた。
特に、川内川高潮対策事業の進捗や、土地区画整理事業についても言及され、これらの施策が地域振興につながることが期待されている。農林水産業の振興についても、多くの実績が挙げられた。茨城県での技術競技大会において、薩摩川内市農業公社が高評価を得ており、地域の農業技術の向上が全国に認識されている。
補正予算案について、岩切市長は、一般会計で5億3,911万5,000円の増額を提案した。特殊会計についても、調整が行われている。
また、各議案の詳細な説明が行われ、教育環境の整備や消防団体制の強化が図られることが予定されている。議会では、市民生活の安全を維持するための施策が審議され、議員からの様々な意見が交わされた。
今回の定例会は、市民からの信頼を受け、市勢発展を図ることを目的としている。議論を通じて新たな政策を打ち出し、より良い市を目指す姿勢が伺える。