令和4年第5回薩摩川内市議会が11月16日に開会した。
会議では、議長と副議長の辞職が許可され、新たに議長と副議長が選出される運びとなった。まず、議長辞職や副議長辞職の許可条件が確認され、それに続く形でそれぞれの所信表明が行われた。
議長の辞職が許可された後、川添公貴氏がその意向を表明し、議長役職は空席となった。これにより、成川幸太郎副議長が臨時に議長の職に付き、次いで新しい議長の選挙が行われた。
大田黒博議員が議長選挙に立候補し、所信表明を行った。大田黒議員は、議会の機能強化と市民に対する透明性を強調し、議員研修会の定期的な開催を提案した。また、地域の問題解決に向けた意見交換の重要性も訴えた。
その後の投票により、大田黒博議員が新議長に選出された。また、それに続く副議長選挙では、森満晃議員と中島由美子議員の二名が候補に挙がることとなった。開票の結果、両名が同数の票を得たため、くじ引きにより中島由美子議員が副議長に選ばれた。選挙後、中島議員は議会調整役としてしっかりとした役割を果たしていく決意を述べた。
最後に、議会運営委員会の委員が選任され、議席の一部変更が承認された。議会は今後、改選による新たな体制で市民の声をしっかりと反映した市政運営を目指していくこととなる。次回の会議は、11月17日午前10時から予定されている。