令和4年8月8日、花巻市議会臨時会が開かれ、議長選挙や副議長選挙を含む重要な議題が審議された。
議場には25名の議員が出席し、まず議長選挙を実施した。その結果、藤原伸君が議長に選出された。投票総数は25票、全て有効投票となった。藤原新議長は「公平、公正な議会運営に努める」と強調し、議員たちに協力を求めた。
続いて、副議長の選挙が行われ、内舘桂君が選任された。内舘君は「議会が公正、円滑に運営されるよう務める」と述べ、議会の安定性を重視する姿勢を表明した。
議事はその後、常任委員会と議会運営委員会の委員選任へと進展した。各委員会において新たに選ばれた委員長と副委員長が報告され、運営の継続性が確保されることとなった。特に、総務常任委員会の委員長には高橋修君が選出された。
今回の臨時会では、岩手県後期高齢者医療広域連合議会議員や北上地区広域行政組合議会議員などの選挙も行われ、幹部の体制が整えられた。また、広報特別委員会と広聴特別委員会が設置されることが決定した。これらの特別委員会は議会の広報活動や住民意見の聴取を強化する役割を担う。
さらに、上田東一市長が提案した議案第56号、花巻市監査委員の選任も迅速に同意され、横田忍氏が選任されることとなった。最後に、市道材木町・山の神線で発生した物損事故に関する報告がなされ、事故の内容と損害賠償について説明された。
この臨時会は、重要な議題が多く、議会運営への影響が大きいものであった。議会運営の効率を高めるとともに、住民に対するサービス向上を目指す議決がなされたことが、今後の活動に寄与することが期待されている。