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帯広市議会、令和2年度財政決算を一括審議

帯広市議会は令和3年第6回定例会において、令和2年度一般会計などの決算認定について審議し、実質収支黒字を達成した。
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令和3年第6回帯広市議会定例会が開会した。

この会議では、令和2年度各会計の歳入歳出決算認定についてが議題となった。米沢則寿市長は、各会計の決算内容について詳細を説明した。一般会計は、最終予算額が1,090億1,352万1,971円で、歳入決算額が1,031億7,090万8,036円、歳出決算額は1,016億3,467万2,890円となった。歳入歳出差引き額は15億3,623万5,146円に達し、実質収支は12億7,364万4,296円の黒字を記録したことを報告した。

国民健康保険会計についても重要な内容が示された。この会計の歳出決算額は157億5,165万5,827円に達し、歳入決算額は159億5,396万1,713円の結果、歳入歳出差引き額は2億230万5,886円であった。さらに、高齢者医療会計や介護保険会計の内容も含め、財政運営の安定が求められていることがわかった。

加えて、令和3年度の一般会計補正予算に関する事項も審議された。市長は新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済を支えるために、様々な施策を検討していると強調した。具体的には、感染症拡大防止のための補助金が計上されること、また、地域産業の支援に向けた財源の確保が今後の課題となることが挙げられた。これに対し、議員からも具体的な支援策についての質問が相次いだ。

また、予算の一括審議も行われ、特別委員会が設置された。委員長には今野祐子氏が選出され、議会での活発な意見交換が期待される。議会は、次回会議日を9月13日と設定したことも併せて報告された。今後の審議を通じて、持続可能な地域経済の実現に向けての取り組みがより一層進展することが期待される。

議会開催日
議会名令和3年第6回帯広市議会定例会
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